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相染明王 勝軍地蔵? 秋田県仙北市角館町

相染明王とありますが、「そうぜんみょうおう」と読むのだそうです。

どう見ても勝軍地蔵です。

 

角館西勝薬町は、現在の秋田県仙北市角館町です。調べても相染明王と勝軍地蔵の関係はわかりませんでした。

 

相染神社は秋田県に何社かありました。

 

現在の秋田県仙北市角館町の相染明王とありますが、調べても明らかではありません。

矢島藩(現在の秋田県由利本荘市矢島)の神明社に相染明王とありますが、愛染明王のようです。

象潟神社(妙見神社)は、廃仏毀釈以前は北辰星並びに相染明王を祀っていた。

蒼前神は東北から関東・中部地方の馬の神。別名 勝善 相染明王  Weblio辞書

 

東北などの地名に相染が見られます。

 


日本の東北地方で信仰される馬の守護神。「蒼前様(そうぜんさま)」とも呼ばれる。また「そうぜん」は「勝善」、「相染」などの字もあてられる。「蒼前」とは「驄騚(そうぜん=葦毛で四肢が白い馬のこと)」という語を元にしている考えられる。岩手県の九戸郡地方では12月9日を蒼前神の祭日として牛馬を飼う家は必ず供え物を捧げた。岩手県二戸郡では馬頭観音と同一視され、1月16日になると馬の飾り参詣した。秋田県仙北郡では猿太夫(猿回しを生業とする者のことであり、昔は馬医を兼ねていた)と呼ばれる祈祷師が家々をめぐり厩祈祷を行った。また博労衆(牛馬の仲買人)は蒼前神に御神酒を供えてから馬の売買を行ったされる。馬頭観音の他にも、同じく馬の守護神である駒形神と同一視される場合があり、駒形神社を「蒼前様」と呼ぶ事がある。またおしら様と同様に養蚕の神として信仰されることもある 。 神魔精妖名辞