圏央道が出来る前は、この寺の前を時々通っていました。
正福寺は時宗のお寺で、無量光寺の末寺です。
御本尊阿弥陀如来がご本堂に祀られています。
目的の摩利支天様は、ご本堂前、向かって右側です。
左側は大黒天と薬師如来を祀るお堂です。大黒様はかなり大きな御尊像でした。
摩利支天王と扁額に書かれていました。かなり大きな御尊像です。
猪は彫られていません。
明治になり、近くの浮島神社から移されてきたそうです。
摩利支天は本来女性で、天女形で二臂、天扇(うちわ)を持つ像があると聞きましたが、この像は天女形のようです。
他の方のブログを見ると、天扇を持った画像があります。
背面の台座に安永5年(1776)と彫られています。
歴代住職のお墓と共に今井氏のお墓も祀られています。
武蔵七党の内、児玉党に属していました。
300年の歴史がありましたが、小田原の北条氏の滅亡と共に滅びました。
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