檀家さんの葬儀の折り、一番気になるのが遺影です。
元気な時は良く来られていた檀家さんの遺影が、病んで痩せ細った知らない人となっていることがあります。
高齢になると写真が残っていなかったことが多々あるからです。
※この遺影は、有料の画像集を使用しています。
私は檀家管理にパソコンを利用しています。
その中に家族写真を入れてあるのですが、近年は私が撮ったモノがかなりの割合であります。
ご法事の折や、お墓参りに来られたときに写しています。
遺影用の写真がなくても、パソコンに元の画像を保存してありますので、検索するとすぐに見つかります。
たまに行方不明になっていることもありますが、貼り付けてある画像を拡大しても、かなり綺麗になりました。
かなりの割合で、私が写した写真が遺影として使用されています。
檀家さんが亡くなると、葬儀屋さんから遺影用の写真がありますと言われるほどです。
しかし、パソコンが壊れたときは焦りました。一部消えてしまったことがあります。
ですからSDカードは消さないで、保存してあります。
たとえば下のように御法事の折に写した写真を利用するわけです。
今のデジカメは画素数が多く、拡大するとけっこう使える写真となります。
今では写真屋さんで遺影を生前に写してあると言う人も増えました。
写真屋さんに遺影の撮影をかなり行っている所もあるようです。
撮影機材だけでなく、美容室、貸衣装屋さんともタイアップしていることもあります。
あるご夫婦はあまり良すぎて、似ている他人のような遺影でした。
今ではスマホも高性能になっています。
それでも高価なデジカメにはかないません。拡大すると違いは明白です。
歳だからいやがらずに、自分の気に入った写真を用意しましょう。
20年以上前の写真を使用するように言っているお婆ちゃんもいます。
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